卒業生の声
Graduate’s Voice
藍野短期大学で学んだ卒業生の今。
それぞれの想いを胸にどんな未来を歩んでいるのか。
今、学んでいることが、仕事の現場でどんなふうに役立つんだろう。
夢をかなえた先輩に、聞きたいことがいっぱい!
Story #01
私がいることで
安心してもらえるような、
頼られる看護師へ。
公立那賀病院
急性期病棟(脳外科・整形外科病棟)勤務
看護師
山崎さん
第二看護学科〈2019年卒業〉
Chapter 01看護師として大切な姿勢を学んだ実習
私が第二看護学科を選んだのは、3年間で看護師を目指せる点に惹かれたからです。専門学校と違って一般教養科目があり、幅広い学びを得られる点も魅力でした。思い出深いのは看護実習です。対応に悩み、実力不足につまずくこともありましたが、支えになったのが開始前に先生がおっしゃった「患者さんとの出会いを大切に」という言葉。先生方にアドバイスをいただきながら、患者さんと真摯に向き合うことで実りの多い実習にすることができました。看護師になるには大変な努力が必要ですが、それは人の命を預かる大きな責任を伴う職業だからです。第二看護学科は、大変さを共に乗り越えられる仲間や親身な先生がいて、自分の成長を実感できる場所だと思います。
Chapter 02患者さんの回復に向かう姿が喜び
現在は急性期病棟のプライマリー看護師として、患者さんの入院から退院までを一貫して担当しています。搬送時に重傷の患者さんが多いのですが、リハビリ病院へ笑顔で転院する姿を見たり、ご自身もつらい状況の中で「ありがとう」と言っていただいたりするといつも大きなやりがいを感じます。いずれは回復期の看護も学び、患者さんが私の顔を見て安心できるような、頼られる看護師になることが目標です。
Story #02
あなたに相談したいと
信頼される
行政保健師でありたい。
2021年3月末時点
中谷さん
第二看護学科〈2019年卒業〉
第二看護学科を卒業後、
専攻科(地域看護学専攻)へ進学
Chapter 01夢に向かって着実に歩む実感
私にはダウン症候群の弟がいます。市の保健師さんが弟の育児について多くの情報を提供してくださり、母が安心する姿を間近で見て、保健師になることを決意しました。内部進学推薦制度を利用することで、第二看護学科では看護師、専攻科では保健師へ向けて着実に歩む実感がありました。また内部進学すると入学金が免除されるため、金銭面の負担が少ない点も魅力でした。
Chapter 02サポートが必要な方へ
寄り添い頼られる存在に
専攻科では、1年間でたくさんのことを学びつつ就職活動も行います。公務員試験の勉強もあるので忙しい毎日になりますが、私は公務員試験対策講座が役立ちました。実習での学びを活かし、保健師として何を実現したいか、地域の特徴から具体的に考える力が身に付いたことも良かったと思います。春からは念願だった行政保健師として働きます。サポートを必要とする人々に寄り添い、「困ったら中谷さんに相談しよう」と頼ってもらえる存在になるべく頑張っていきます。