2021年４月５日（月）に令和３年度 藍野大学短期大学部（大阪茨木キャンパス）　入学式を藍野ホールで挙行し、第一看護学科140名、専攻科（地域看護学専攻）40名の新入生を迎えることができました。
新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策として、式典参加者は入学者のみとなりました。
また、式典後には本学校医より、新型コロナウイルス感染症に関する特別講義を実施いたしました。

以下、学長式辞

式辞

　新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。

また、ご家族の皆様にも、心よりお祝いを申し上げます。お忙しいところご臨席いただきましたご来賓の皆様にも厚く御礼を申し上げます。

　皆さんが入学された我が藍野大学短期大学部大阪茨木キャンパスには准看護師から二年間で看護師を目指す第一看護学科、看護師から一年間で保健師を目指す専攻科を設けております。それぞれの道で、是非勉学に励んでいただきたいと思います。

　皆さん、ご存じのように新型コロナウイルス感染症は未だ世界中で猛威を振るっています。日本でも第四波が到来し、特に大阪は感染者が急増し、危機的な状況にあります。皆さんは学生であると同時に、准看護師・看護師という医療人でもあります。医療人としての強い自覚を持って、実習で担当する患者さんや、家族・友人等に感染させないよう感染予防対策を徹底してください。良くお分かりとは思いますが、感染予防の中心であるマスクは自分が感染しない為に装着するというより、他者に感染させないことが主な目的なのです。

私たち医療人がまず優先すべきは、患者さんの安全であり、そして患者さんが安心できる環境を整えることです。

　本学では「病める人々を医やすばかりでなく慰めるために」を教育理念に掲げています。すなわち病気の治療はもちろんのこと、病人に寄り添い、病人を支え、病人が真に安心できるケアを提供できる医療人を育てることを目指しています。
　この教育理念を胸に刻んで、是非、患者中心医療の実践に向けて努力を続けて欲しいと思います。
以上をもちまして、私の式辞とさせていただきます。

　本日は誠におめでとうございます。

令和３年４月５日
藍野大学短期大学部　学長　佐々木　惠雲