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藍野大学短期大学部 専攻科(地域看護学専攻)修了生の古木秀明さんが執筆した書籍が出版されました

 普段おこなっているその看護手技、機器・器具使用のエビデンス知っていますか?
 本書は、臨床における普段の看護実践にどのようなエビデンスがあるのかを示すことを大きな目標として執筆されました。

「ホントに意味がある? 論文から読み解く 看護のエビデンス20」

定価 3,520円(本体 3,200円+税)
著 古木秀明
A5判・216頁
2021年4月 刊行
医学図書出版 株式会社金芳堂

【医学図書出版 株式会社金芳堂 公式ホームページURL】
https://www.kinpodo-pub.co.jp/book/1858-7/?fbclid=IwAR2QjFzhtwgvhhmqDTYYNAn3KLRloCTW6dfqXGLarj_GGwu7su1982WRQRU

 ♦出版を記念し、古木さんよりコメントを頂戴しました。
『私が看護師として働いている中で「これって実際のところ根拠があるのかな。」と疑問があり、そのことについて医療系のウェブマガジンで連載していました。そんなときに、出版社の方からこの連載を基に書籍化しませんかというお誘いを頂いたのが出版のきっかけです。看護の領域でエビデンスに基づいた書籍というのは決して多くはありません。そういった点でも、「こんなエビデンスがあるんだ。」と楽しんで読んでもらえる内容だと思います。私と同じような疑問を一度でも感じたことのある人には是非読んでいただきたいです。勿論、そういう経験がなくても、論文やガイドラインなどのエビデンスに関心のある全ての看護職とそれを目指す方々にも読んでもらえると嬉しいです。』

 ♢最後に、保健師を目指す在学生にメッセージ
『保健師が発揮できる役割はとても多いと思います。個人レベルでの健康問題から集団全体の健康問題までをも扱うことが出来ますし、領域も多岐にわたります。今後、プライマリケアの需要が高まる可能性が高いことや、新興感染症等の対策の重要性が増していくと考えられることからも保健師の存在意義はより大きなものになっていくと感じます。

私自身、藍野で医学や看護学には実験レベルのミクロな視点から、個人レベルでの視点、公衆衛生のような集団を対象とした視点等の幅広さがあることを学ぶことができました。保健師を目指して勉強することは自分自身の財産に成ると思うので、頑張ってください。応援しています。』

【プロフィール】
古木 秀明(ふるき ひであき)さん
1993年6月1日生まれ。大阪府出身。
2012年3月 藍野高等学校 衛生看護科 卒業
2014年3月 藍野大学短期大学部 第一看護学科 卒業
2015年3月 藍野大学短期大学部 専攻科(地域看護学専攻) 卒業
2015年から約6年間、病院で看護師として勤務し、現在は大阪府立大学 大学院 
看護学研究科の学生として看護学研究の傍ら、研究補助や教育補助を行う。