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【専攻科】公衆衛生看護方法論Ⅲ ~地域で暮らす外国人の支援について~

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 公衆衛生看護方法論Ⅲでは、講師の先生をお招きし、「日本語が話せない外国人の方を笑顔でお迎えするために」をテーマに、講義とグループワークを実施しました。

 日本における外国人の現状では、3,075,213人(法務省 令和4年末)の在留外国人の方が日本で生活されており、前年末比は11.4%増と今後も増加することが予測されています。このように、これから保健師も外国人の方々に対して支援が必要となるため、どのようなことに注意し、支援するべきかを考えました。

 授業の中では外国人対応として、文化や宗教に関する配慮や外国人特有の不安や問題、外国人が知りたいと思うこと・難しいと感じること等の基礎知識について講義を受けました。そのあと、実際の生活や医療機関を受診する場面を想定し、どのような言い回しが理解することが難しいのかについて考えました。また、1人の学生が日本語が話せない外国人になりきって自分の言いたいこと(保険証がありません、手がだるいです等)について、言語を使わずゼスチャーで伝え、他の学生は言いたいことが読み解けるかにチャレンジしました。なかなか言いたいことが伝わらない、理解したいが読み解くことができないなど、どちらももどかしく、日本語は難しいということをあらためて実感しました。保健師として対象を理解するということは、日本人も外国人も同じく重要であるということを学ぶことができました。 柔軟性のある人へ ~傾聴力と説明力~ を目指して頑張ります!